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コラム

No.2 ストレスチェックの結果をセルフケアに活かす

2021/06/16

ストレスチェック(職業性ストレス簡易調査票(57問))は大きく3つの観点(仕事のストレス要因、心身のストレス反応、周囲のサポート)から皆さんのストレスの溜まり具合を見ています。結果を見る時、ストレスが溜まっているかどうかを見るだけになりがちですが、詳しく内容を見てみると、そこには皆さんのストレスを減らすためのヒントがたくさん詰まっています。現状把握や結果の良し悪しだけではなく、これから皆さんがどうやってストレスと付き合っていくかのポイントを確認する材料としていただきたいと思います。


「仕事のストレス要因」を知ることがストレス軽減への近道!!

「仕事のストレス要因」は、業務量や業務の難しさ、対人関係、職場環境など、業務からどれくらいストレスを受けているかを示す指標です。仕事の量的負担感、仕事のコントロールなどストレス要因の結果を眺めて、ご自身の仕事の状況と照らし合わせてみることをお奨めします。そうすると職場の対人関係は良いけれども業務量が多すぎたり、自分のペースで仕事が続けられても勤務地が遠くて通勤に時間がかかる、今まで学んできたことが活かせているものの慣れない業務が多いなど、様々な業務や職場などから受けるストレスを示しており、どのような場面でストレスを感じているのかを理解しやすくなり、働き方や環境について振り返ることが期待できます。例えば、勤務地が遠い場合、通勤時間をどのように有意義に過ごすかを考えたり、慣れない業務に対して他の人はどのように行っているかを観察するなど、ご自身で取り組めることを発見してみることがストレス軽減に繋がるかもしれません。


「心身のストレス反応」を早めにキャッチしよう

「心身のストレス反応」は、ストレスが心や身体へどれくらい表れているかを示す指標です。活気があるか、気分の落ち込みがあるか、肩こりや疲れが取れないなど、ご自身のストレス状況が可視化されます。イライラとした気分や状態が続いたり、不安感が強い場合は、上司、同僚、家族などの身近にいる人に気持ちを吐き出す、社内で相談しにくい場合はカウンセラーなどの外部相談窓口に相談するなど、ストレスが心身に出てきたときに周囲からアドバイスをもらい、ストレス対処を実践することが大切です。緊張が強いときはストレッチや呼吸法を行ったり、疲労感が抜けないときは睡眠の質を上げるために適度な運動や栄養バランスを考えた食事を摂取するなど、日頃の活動を見直すことが心身の調子を取り戻し、状態を悪化させないことに繋がります。これらの対処法を行っても状況が良くならない場合は、医療機関の受診を検討することが大切になってくるでしょう。



「周囲のサポート」がストレス軽減のカギとなる!!

全ての人がストレスを受けますが、全員が体調を崩したり、精神的に不調になるわけではありません。その理由の一つとして、その人がストレスを受けることを減らす緩衝要因があると考えられており、「周囲のサポート」はそれがどれくらいあるのかを示す指標です。業務が忙しくても上司や同僚がサポートしてくれるか、仕事のストレスを吐き出す場所として家族や友人がいるかなど、ストレスを共有したり、軽減したりするための資源がどれくらいあるのかを理解することに役立ちます。プライベートで仕事のことから離れられる自分の時間や趣味の時間を持つことなど、仕事とプライベートのオンオフの大切さや、その人の仕事の大変さを理解してくれる人、支えてくれる人が身近にいることに気づき、話すことでストレスを軽減させることへと繋がります。


ストレスチェックはこれらの3つの視点から捉えることで、その人のストレスの量や質を理解し、対策することへと繋がっていきます。ぜひ、受検された際はご自身のストレスの量だけでなく、どのような事がストレスとなっているのか、昨年と比較して変化は無いか、ストレスを減らすためにはどのようなセルフケアが良いのかを検討し、皆さんの健康を維持することへ役立ててみてくださいね。


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株式会社フィスメック 臨床心理士