夏バテとメンタル不調は似ている

心身の疲労(ストレス)は一日にして害になるものではなく、毎日蓄積されていくことで心身にさまざまな影響をもたらします。夏バテとメンタル不調の初期症状は似ています。夏の暑さが引き金となってメンタル不調となってしまう方も少なくありません。

GW明けから不調が続いている人は要注意

ゴールデンウィーク中に春の疲労を解消できないまま、疲労が蓄積され続けている人は注意が必要です。この状態のまま夏を迎えると、夏のムシムシ、屋外の猛暑とエアコンの効いた室内の寒暖差も激しくなると不調を感じやすくなるのです。

GW明けの変化をチェックしよう

夏の暑さによって、少しずつ自律神経の乱れや気力の低下が目立つようになります。夏までに蓄積していた疲労が、夏の暑さによって一気に顕在化してしまうということもあります。次のような症状が見られたりしたら注意が必要です。

  • 仕事を休みがちになる
  • 遅刻早退や当日欠勤が増えてきた
  • 仕事で小さなミスが増えた
  • 気分が浮かない(またはそのような表情をしていることが増えた)
  • 周囲と話す気にならない(周囲との会話が減ったり発言が減った)

メンタル不調になりやすいタイプ

メンタル不調は誰もが陥る可能性があります。メンタル不調になりやすいタイプの性格と言われているのが次のような方です。

  • 真面目
  • 几帳面
  • おとなしい性格、優しい性格(自分のことよりも他人のことを優先する)
  • 完璧主義
  • 責任感が強い
  • 感情を表に出すのが苦手

このような性格の方が、この時期を乗り切り、健康的に働いていくためにはどうすれば良いのでしょうか。

周囲の方(上司・同僚・人事の方)が出来ること

部下や同僚の中に当てはまる人がいると思った場合には、周囲と連携してサポートをおこなうようにしましょう。

  • いつもと違う様子に出来るだけ早めに気づくこと。本人の状態や仕事ぶりに目を向ける。
  • 気づいたら積極的に声掛けをする。「疲れているようだけど?」「困っていることはない?」「何かあれば相談に乗るよ」と声をかけましょう。
  • 相手の話を聴く。アドバイスや励ましは不要です。まずは相手の様子を確認しましょう。
  • おかしいなと感じたら、産業医や産業保健スタッフ、人事労務担当の方、専門家(医師やカウンセラー)につなぎましょう。

自分自身で出来ること

自分自身が当てはまると思う方は、自分の状態に目を向けることが大切です。出来るだけ一人で気持ちを抱え込まずに周りの人にサポートを求めると良いでしょう。

  • 規則正しい生活を心がける。「健康的な食事」と「十分な睡眠」がストレス対策に効果的。
  • 身体を動かしてリフレッシュする。身体を動かすことによって心身をリラックスさせ緊張を和らげてくれる効果も。
  • 趣味を継続して気分転換をする。
  • 呼吸を整える。呼吸法を実践して気分の安定を図る。
  • 頑張り過ぎないこと。疲れているなと思ったら積極的に休む、一つずつできることをする。