EAPって何ですか?
EAPとは、Employee Assistance Programの略称で、一般的には「従業員援助プログラム」
と訳されています。もともとはアメリカにおいて、アルコール依存症による問題が社会問題化した際に、その問題解決のために開発されてきました。
現在ではその適応範囲はより広がりを見せ、EAP協会(EAPA)によると、EAPの定義とは「職場におけるプログラムのことであり、(a)組織が生産性の問題と取り組むことを支援し、 (b)「従業員である相談者」が個人的な問題を確認し、それを解決することを支援する」 こととなっています。
この定義からもわかるように、EAPとは従業員とその家族に対するメンタルヘルスケアにとどまるものではありません。
その大きな目的は組織自体の生産性の向上であり、そのためには企業内のさまざまな部署、例えば人事部門、安全衛生部門、福利厚生部門などと密接に協業し全ての資源を有効活用しながら取り組んでいかなければならないのです。
また、EAPの形態は、「企業内にEAPスタッフが常駐して従業員の相談を受ける内部EAP」 と、「独立したEAP事業会社が企業から業務委託を受ける外部EAP」の2つに分かれます。 最近では、外部EAPを利用する企業が増えているようです。
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