ストレスチェックの不誠実回答の例…すべて左端

ストレスチェックの四つの選択肢のうち、すべて左端で回答すると、男性の場合はこのような個人結果になります。個人結果は、外側に行けばいくほど良い結果で、内側に行けば行くほど悪い結果です。

不誠実回答からわかる矛盾点

「A ストレスの原因と考えられる因子」では、「働きがい」「仕事の適性」「仕事のコントロール」の項目が非常に良いのでイキイキ働けていると予想しましたが、なぜか「B ストレスによっておこる心身の反応」の「活気」の項目が非常に悪くなっています。

Aの「仕事の量的負担」「仕事の質的負担」「身体的負担度」「職場環境」の項目が非常に悪いのでクタクタかと思いきや、Bの「疲労感」「身体愁訴」の項目が非常に良い結果となっています。

「C ストレス反応に影響を与える因子」は、すべて良い結果なのに、Aの「職場の人間関係」のストレスが非常に悪く、矛盾しているように見えます。部下や他部署の人からストレスを受けているということでしょうか。上司や同僚のサポートは本当にあるのか気になります。

全体的に矛盾していると感じます。